アメリカ仕込みの本格クラフトビールブルワリー「Monkey Mountain」
#隠れ家的クラフトビールの宝庫!大分駅チカで乾杯しよう
Streets magazine 編集部
2023年8月31日
本場アメリカのクラフトビール文化を引き継ぎながらも独自の進化を遂げる大分市府内町の「Monkey Mountain」。アメリカ出身のダレンさんが自ら醸造するクラフトビールを販売している。
本場アメリカ・オレゴン州で大学時代から自家醸造をはじめる
「Monkey Mountain」の設立者ダレンさんはオレゴン州出身。日本と違ってクラフトビールの自家醸造が合法であるアメリカで、電子工学を専攻する傍らビール作りにも熱中する大学生活を送っていた。
島根県出身の妻と結婚し、大分市に移住。日米通してエンジニアリングの仕事を続けながらもビール醸造への思いが薄れることはなく、2019年に大分市府内町に自分のブルワリー「Monkey Mountain」をオープンさせた。
ちなみに店名は、ビジネスプランを練る際にあまり考えずに決めた高崎山の猿に由来しているそう。
ふないアクアパークに面した店舗の奥には小さな醸造工場がある
「どこからでも最高の材料を手に入れて、最高のビールを作りたい」
ビール醸造におけるダレンさんのこだわりが詰まっているのが材料の品質だ。
「どこからでも最高の材料を手に入れて、最高のビールを作りたい」という彼の信念通り、大麦はイギリスやドイツから、ホップは全てアメリカから仕入れている。特にアメリカ産のホップは「他の産地と比べても一番だと思う」と自信を持っている。
こだわりの材料を使ってオリジナルビールを作るダレンさん
暑い時にのみたい「かぼすジンジャーエール」、香りを楽しめる「スコッチエール」
「Monkey Mountain」では、現在9種類のビールを提供。季節限定のものもあるが、夏場にはスッキリとした「かぼすジンジャーエール」が人気だ。
「スコッチエール」は大きなオークのバーボン樽で1年間熟成させた、ダレンさん自信の最新作。
そしてクラフトビール初心者には、「ペールエール」がおすすめ。アメリカンスタイルのスタンダードなビールで、Monkey Mountainの世界を体感してほしい。
ずらりと並んだ個性的なビールを見るとあれもこれも欲しくなってしまう
店舗で提供しているタップはないが、目の前のふないアクアパークでクラフトビールを味わうのも気持ちいい。
「この近くでも私のビールを提供してくれる場所を増やしたい」そんな目標をもつダレンさんのビールは、ECサイトや道の駅でも購入できる。