Streets magazine
売り切れ必至! 八百屋さんが作るコスパ最強のフルーツサンド

売り切れ必至! 八百屋さんが作るコスパ最強のフルーツサンド

Streets magazine 編集部

Streets magazine 編集部

2024年2月1日

高級フルーツも贅沢使い コスパ◎のフルーツサンドが大人気

大分市府内町にある八百屋「キッチン304」。新鮮な商品と明るい接客で、地域に愛されるお店だ。その一角に並ぶのが、近ごろ大人気となっている「フルーツサンド」である。

旬の味をあしらったフルーツサンド

サイズはちょうど手のひらにのるくらいで、おやつにもちょうどよさそう。ふわっとしたパンに、クリームがもりもり。そして、その上を飾るのが、お店自慢の新鮮なフルーツたち。旬のフルーツを使い、常時3、4種類程度準備するというが、この日並んでいたのは、イチゴやシャインマスカットなどがドーンとのせられたサンドだった。

「このシャインマスカットは一房3000円くらいのやつかな。今日のサンドには6粒のせてます!」元気いっぱいの笑顔で教えてくれたのは、店員の髙橋恵里香さん。そして驚いたのが、フルーツサンドのお値段。1つ、税込み200円。「え?!いいんですか・・・?」思わず聞き返してしまったが、髙橋さんは「お客さんにすごく喜ばれるんですよ。」とニコニコ答えてくれた。

なぜ八百屋がフルーツサンドを始めたのか

きっかけは、コロナ禍にあったという。髙橋さんはお姉さんと共にこのお店を営むが、コロナの影響で客足が遠のいた時期があった。そこで、八百屋特有の何かで、なんとかお客さんを呼び込みたいと考案したのが、このフルーツサンドだった。そのひらめきは、狙い通りお客さんの心をつかんだ。「これ目当てに来るお客さんもいますよ、たくさんいます!」

街ナカで愛される八百屋「キッチン304」

サンドは赤字 でもここでやめるわけにはいかない

1日20個限定で店頭に並ぶフルーツサンドは、夕方には売り切れてしまう人気ぶり。ただ、それとは別に予約販売をしてくれているので、必ずゲットしたい人は予約をするのがおすすめである。予約がたくさん入り、1日200個売り上げたこともあるそうだ。

「サンドは赤字です(笑)でも予約も入るし、お客さんが楽しみにしてくれているから、ここでやめるわけにはいかない。」と髙橋さんは話す。

限定20個で売り切れ必至 予約がおすすめ

八百屋さんとしても魅力的 この道25年の確かな目利き

フルーツサンドが人気のお店だが、もちろん本業の八百屋さんとしても、新鮮な商品が揃うと評判だ。髙橋さんのお姉さんは、八百屋歴25年。店頭に並ぶ瑞々しく綺麗な野菜やフルーツたちが、その確かな仕事ぶりをうかがわせる。

瑞々しい野菜やフルーツが並ぶ 目にも鮮やか

瑞々しい野菜やフルーツが並ぶ 目にも鮮やか

そして取材を通して感じたのが、お店の外にまであふれだしそうな活気の良さ。女性4人が仲良さそうにワイワイ楽しく接客しているのが印象的で、なんだかとても元気をもらえた。これも、キッチン304が地域で愛される理由の一つなのかもしれない。

「女4人が揃うと賑やかですよ~(笑)」と、キッチン304のみなさん

フルーツサンドを目当てに。新鮮な商品を目当てに。店員さんたちの明るい笑顔を目当てに。キッチン304を訪れてみてはいかがだろうか。

最新情報を見るなら Streetsアプリをダウンロード!