週末の夜限定、スイーツの楽園「夜Lemon」 締めパフェ文化を大分に
Streets magazine 編集部
2024年2月1日
「大分に締めパフェ文化を」夜遅くまでスイーツが楽しめる、数少ないカフェ
オープンは18時。営業は、日付が変わった25時まで続く。暗闇にネオンの看板が輝くのは、大分市中央町のカフェ「夜Lemon」だ。
実は、昼間には同じ場所で「cafe&bar Lemon」という別のカフェが営業している。週の後半、それも夜だけ、この場所は「夜Lemon」に変身するのだ。ビタミンカラーで明るい昼間の印象とはうって変わって、店内は温かみのある落ち着いた空間に様変わりする。
暗闇にレモンの看板が光を放つ
“大分には夜にスイーツを食べられる場所がない”という人々の声を聞き、お店をオープンさせた。北海道発祥で、名古屋などで流行っている「締めパフェ文化」(飲んだ帰りに、締めはラーメン!ではなく、パフェ!というもの)も意識した。「大分にも締めパフェ文化を根付かせたい」と意気込むのは、店長の久津輪碧人さんだ。
店長の久津輪碧人さん 夜でも爽やかな笑顔
かわいい!と好評の、フルーツたっぷりのスイーツ
お店の一番人気は「季節のフルーツパフェ」。フルーツのゼリーと果肉がふんだんに詰め込まれ、トッピングにはクリームと旬のフルーツ、動物クッキーがのる。フルーツが主役のパフェなのでさっぱりと食べやすく、飲み会帰りに“締め”として訪れたお客さんにも好評だそうだ。
その他に、アイスとソースをカスタムできる「ミニパフェ」もあり、最大で7個のアイスをのせることができる点も話題だ。また、アルコールの有無とフルーツ、割り方をカスタムしお気に入りの一杯が作れる「カスタムカクテル」も、名物だということだ。
ちなみにおつまみも用意されているので、甘いもの以外もほしい、というニーズにも応えられる。
若者から飲み会帰りのサラリーマンまで ご褒美の時間を
お店を訪れるお客さんは様々だという。若い世代や飲み会帰りのサラリーマンなど、皆思い思いに夜を楽しんでいる。一日の終わりに、甘いものでホッとできる、ここはそんな場所なのかもしれない。
久津輪さんは「おしゃれな空間で、仕事などを1週間頑張った自分への、ご褒美の時間を過ごしてほしい。ご来店お待ちしています。」と優しくほほ笑んだ。あなたも1週間の疲れを癒しに、盛り上がった後のお口直しに、夜Lemonを訪れてみてはいかがだろうか。