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しまなみ海道の新たな魅力を!大三島(愛媛県)にある宿泊施設「WAKKA」

しまなみ海道の新たな魅力を!大三島(愛媛県)にある宿泊施設「WAKKA」

Streets magazine 編集部

Streets magazine 編集部

2024年10月8日

愛媛と広島を島々と橋で結ぶ「しまなみ海道」。このルートの真ん中に位置しサイクリストが立ち寄るスポットとして人気なのが、大三島(愛媛県)にある「WAKKA」です。

しまなみ海道の新たな魅力を創造したい

WAKKAがオープンしたのは新型コロナが国内でまん延し始めた2020年3月。IT企業を経営していた村上あらしさんが、祖父が瀬戸内の島に住んでいたことをきっかけに立ち上げました。 村上さんは起業前から度々サイクリングでこの地に訪れていたということで、「自然豊かで景観が素晴らしい大三島に何か新しい施設が欲しい」との決意でした。

瀬戸内の景色を眺める多彩な宿泊施設とアクティビティ

WAKKAは宿泊やカフェ、アクティビティが楽しめるツーリズム総合施設。手軽に利用できるトレーラーハウスやドミトリー、ドームテントなど多様な宿泊施設のほか、コテージやドームテントなどではバーベキューも楽しむことができ、海と星空を見ながら贅沢な時間を過ごすことができます。

2024年春にはオーシャンビューのベッドルームやキッチンなどのプライベート空間を充実させたレジデンスもオープンしました。県境の多々羅大橋を眺める景色は贅沢そのものです。宿泊だけでなくクルージングや釣り、SUP、サイクリングサポートなどのアクティビティも揃えていて、しまなみ海道の魅力体験の拠点として人気を集めています。

欧州米からのサイクリストを多く受け入れ

WAKKA利用者の3割以上は海外からの旅行者。最近は宿泊者の6割が海外客という月もあるそうです。中でも欧州米からのサイクリストが多く、しまなみ海道が世界に誇るサイクリングコースであることが伺えます。宿泊者でなくてもカフェでのランチや日本屈指のバリスタが監修したコーヒーを楽しむこともできることから、サイクリストがふらりと立ち寄ることも多くあります。瀬戸内の島々と多々羅大橋を眺めながら潮風を感じるのもここならではの体験です。

人の和、島の輪をつなげるWAKKA

WAKKAの名前は「人の和」、「島の輪」、「つながり」などを意識したもので、外国人からも発音しやすく覚えやすい音と綴りが特徴です。ロゴマークも自転車の車輪と大三島の柑橘をイメージしたものになっていて、しまなみ海道への想いが込められています。

その名の通り地元との交流にも力を入れ、島の旬や音楽、アクティビティなどのイベントを今後さらに充実させる予定です。しまなみの風景で村上さんが最も気に入っているのは島々からのぼる朝日の風景です。「朝日が美しいこの地で、もっと多くの人に特別な体験をしてもらい、地域全体を盛り上げていきたい」。それがWAKKAが描く未来です。

<公式ホームページ> https://wakka.site/#:~:text=What's%20WAK

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