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老舗が築き上げてきた確かな味 「焼き鳥」と「おでん」で最高の宴を

老舗が築き上げてきた確かな味 「焼き鳥」と「おでん」で最高の宴を

Streets magazine 編集部

Streets magazine 編集部

2024年2月2日

大分市中心部に3店舗 老舗の人気焼き鳥屋さん

大分の夜のシーンを彩る3大飲食店街といえば、中央町、府内町、都町。そのすべてのエリアに店舗を構えるのが、焼き鳥の老舗『五郎一』だ。大分市中心部において、焼き鳥好きに知らない人はいないのではないか?というほどの、人気の老舗だ。

1号店は、中央町にある『炭火焼鳥と水炊き 五郎一』。2号店は、府内町にある『焼鳥とおでん 五郎一』。3号店は、都町にある『スタンドゴロウイチ』。それぞれ、自慢の焼き鳥と〇〇、をコンセプトに営業している。今回は、2022年にオープンし、焼き鳥とおでんの組み合わせが最高!と好評の2号店を訪れた。

赤い提灯が目印の『炭火焼鳥と水炊き 五郎一』

赤い提灯が目印の『炭火焼鳥と水炊き 五郎一』

「客層が幅広い、というのも2号店の特徴です。」そう紹介してくれたのは、代表取締役の渡邉祐典さんだ。仕事帰りの人、ファミリー、親子連れ、カップルなど幅広いお客さんが訪れるという。おひとり様でも座りやすいカウンターとテーブル席のほか、春先から秋口までは店の前に“路面席”も設けているという。入りやすい雰囲気づくりも、さまざまなお客さんに愛される理由のひとつなのだ。

20年近くかけ築いてきた"五郎一の味”

お店自慢の焼き鳥について聞くと、店長の水口和喜さんはこう話してくれた。

「しっかり焼き目をつけるのがポイントです。あまり大きいと次の手が伸びなくなるし、あまり小さすぎても焼くと縮んで見た目が貧相になる。だから、ちょうど良い一口、というのも計算して作っています。」

目の前に運ばれてきたおまかせ6本セットは、水口店長の言う通り、どれも口にするのにちょうどいいサイズ。焼き目が香ばしく、タレもいい塩梅に絡んでいて、柔らかくジューシー。次々に手が伸びる。

焼鳥『おまかせ6本セット』1260円(税込)

この味は、五郎一の1号店が2005年に開店して以来、代々職人たちの間で引き継がれてきたものだという。秘伝のタレもしかり。「五郎一の味、というものができていると思います。」と渡邉さんも微笑んだ。

そしてお次は、こちらも自慢の『おでん』。出汁はかつおと昆布でシンプルに、具材から出るうまみを大切にした、素材の味を生かす一品だ。中でも人気だというのが、大根。3日間かけて仕込むそうで、出汁がしみしみで美味!口触りも絶妙だ。その他にも、牛すじは食べ応え抜群。これはお酒も進みそう。

旨出汁おでん『おまかせ3種盛り』750円(税込)

シンプルに、だからこそ手間暇かけてうまみを引き出す

メニューと味に自信 食の街・大分で、美味しい時間を楽しんで

渡邉さんいわく“大分は食に優れた街”。「県外のお客さんが必ず言うのは、何を食べても美味しいということ。九州の中でも食の街だと注目されていると思います。」と話す。たしかに、筆者も同感である。

そして、そんなうまいものが溢れる場所においても、渡邉さんは五郎一の味に絶対の自信を持つ。

「きっと、老舗五郎一の焼き鳥は満足していただけるはず。おでんも、大分で一番おいしいおでんだと自負しています。地元の魚のお刺身、とり天・琉球など郷土料理も置いているので、ぜひ楽しみに来ていただければと思います。」

多くの人に愛され続ける、老舗自慢の味。築き上げてきたそのうまさを、あなたもぜひ体験してみてほしい。

代表取締役の渡邉 祐典さん(右)と、店長の水口和喜さん(左) 

焼き鳥、おでん、大分の郷土料理など 載せきれないほどメニューが豊富

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